▲ gusto : ROMA,ITALY
「遊びながら働き、働きながら遊ぶ」
現場の体験は大事ですが、仕事の経験ばかりでは、生活者の感覚としては不完全ですし、 遊びの体験ばかりでも足りていない。 どれだけ日常生活で自分が受ける情報を意識的に体験として記憶できるかが、 企画を始める上での、思考の幅広さを決めていくことになると日々感じています。
またプライベートとビジネスという区分けでいくと、実はプライベート的な時間の体験は 非常に大事になります。人は日常の生活の場面で、プライベートな活動の時ほど、 店舗や商品を見る目は恐ろしくわがままで、恐ろしく自分勝手です。
よって作る側の私たちも、お客様と同じ視点を常にもてるように、 自分たちのプライベートな時間や遊びの時間の体験を大事にしなくてはならないと思います。
プライベートな時にはビジネス的な視点も持ち、 遊びのときにはビジネス的な視点も持ち合わせるような、 精神的には積極的な公私混同を保ちながら生活することが、
企画者の基本的な出発点かもしれません。
日々積極的に遊びながら仕事をし、仕事をしながら遊べる意識が 生活を豊かにする企画を生み出すのではないでしょうか?