
WORKS実績紹介
相鉄新横浜ビル
相鉄アーバンクリエイツ様が所有する既存オフィスビルのバリューアップに向けたプロジェクト。 全体基本方針となるPHASE1では、ビルの競争力・ブランド価値向上と、入居企業やワーカーの満足度アップによる資産価値向上など、「選ばれるビル」となるためのコンセプトを策定。また、築年数やデザイン等の与件が大きく異なる既存ビルでも、ブランドの統一感を確立し効果的にバリューアップできる、リニューアルのポイントを整理しました。 PHASE2では、新横浜駅前に取得した1985年竣工(築40年)の築古ビルを先行モデルとして、既存のベース・設備を極力活かしポイントを絞ったデザインリニューアルと、共用ラウンジなどの新しい機能の導入によって、テナント企業様が入居したまま、コストを抑えながらビル全体のバリューアップを実現しました。
- CONCEPT
- MOTIVATION&WELL-BEING(モチベーション&ウェルビーイング)
- WORKS
- リニューアル・ブランディングに関する企画 / 建築デザイン・環境デザイン / サインデザイン
- CLIENT
- 株式会社 相鉄アーバンクリエイツ
- ADDRESS
- 神奈川県横浜市港北区新横浜2-4-19
- OPEN
- 2025年3月
FACADE


建物外観(ファサード)は、来館者の印象に残る低層部・エントランス周辺を重点的にデザインをリニューアル。既存の建材の上から施工可能な素材・デザインとし、費用対効果を高めながらビルのイメージを大きく変えています。
駅からの視認性が高い建物最上部には、ブランドの認知を高める相鉄グループロゴを設けています。また、エントランス上部に設けた木調ルーバーは屋内まで連続しており、建物のイメージ・デザインを屋内まで一体的につないでいます。
ENTRANCE

全ての来館者が通るエントランスホールは、既存の内装仕上げの上から木調ルーバーを設けナチュラルで心地良いイメージを創出。既存の器具を残した照明は、ルーバーに合わせて色温度のみ変更しています。
COMMON LOUNGE


自販機と喫煙室があった最上階は、一部区画を変更して入居テナント共用のラウンジを確保。リフレッシュだけでなく、ワーカー同士の気軽なコミュニケーションを高める場として活用されています。
その他、トイレや共用廊下も、コストを抑えながら統一感のあるデザインを施しました。
ELEVATOR HALL

各フロア/オフィスへの結節点となるエレベーターホールは、壁面をタイル貼りとして上質感を演出。サインや照明器具などのディテールにも配慮し、統一感のある雰囲気を創出しています。
CONCEPT

働き方やライフスタイルの変化、企業・ワーカー双方のニーズ等を踏まえ、グループが提供するオフィスビルのコンセプトを「MOTIVATION & WELL-BEING」と設定。
築年数やデザインが異なる既存のビルにおいて、コンセプトを実現するために共通化でき、効果的にブランドイメージを高められるデザインリニューアルのポイントを整理しました。